はじめに
皆さんは、プラモデルを光らせてみたいって思ったことないですか?
例えば、ガンプラなら目が光ったら『カッケ~!』ってなりません?
これには幾つか方法が有ります。
最初に思い付くのは【電飾】でしょうか。
ボクが子供の頃は、目をくりぬいて透明のプラ板を貼り付け中に麦球(極小の電球)を仕込んだりしましたが今はLEDですね。明るいしカラーも色々選べますし。
キットによっては別売りのLEDユニット対応のものも有りますので、それでしたら簡単に発行ギミックが手には入りますね。
でも、そうでないものは改造が必要ですよね。ちょっとした知識も必要ですし。
もっと簡単に出来ればなぁ~・・ってことで、ボクが良く使うのが
【蛍光塗料+UVライト(ブラックライト)】です。
これまで記事にすることもなく普通に使っていましたが、この度ちょっと思うところがありましたのでまとめておこうと思います。
これからやってみようと思われている方、なんか思ってたのと違うと感じられている方の参考になれば幸いです。
では早速。
塗装
蛍光塗料で塗装する
これをしないと始まりません。
これも色々あるんですがボクが個人的によくやるのは、下地から塗装して仕上げに蛍光塗料を吹くパターン、パーツに直接蛍光塗料を塗るパターン、大体この2つです。
前者は下地によって光方が変わりますので、目を強く光らせたかったりしたら使います。
重ね塗りなのでエアブラシ推奨ですが、場合によっては筆塗りも可です。詳しくは後程。
別記事で検証の真似事みたいなのしてますのでよろしければ読んでってくださいm(_ _)m
後者は、成形色を生かした方法です。こちらは筆塗りでも問題ないですが、パーツの面積によってはエアブラシの方が簡単でムラになりにくいです。
クリアパーツに良く使う方法です。
注意点としては、プラモデルのクリアパーツは初めから蛍光成分が含まれている(?)ものが有ります。塗装しなくてもブラックライトに反応するんです。これだと塗装する必要ないので、最初に確認しておくことをおすすめします。
蛍光塗料
さて、蛍光塗料と言っても色々有ります。
ボクが良く使うのはガイアノーツの蛍光塗料です。
ガンプラで使うなら、蛍光グリーンとか蛍光イエロー、蛍光ピンクあたりが多いでしょうか。
さらに、ガイアカラーの蛍光塗料にはラッカー系とエナメル系があります。
パーツに直接塗装するならラッカー系で。
下地を塗装してから重ねるのであればラッカー塗料で下地、筆塗りなら蛍光塗料はエナメル塗料、エアブラシが使えるのであればラッカーでもエナメルでもどちらでもいけます。
ラッカー、エナメルともに色は選べますので好みのものを選びましょう。
成形色をいかしたいのであれば、成形色に近い色にするのが良いです。
UVライト(ブラックライト)
UVライト(ブラックライト)の選び方
UVライト(ブラックライト)・・・以降ブラックライトと記載します。めんどくさいのでw
Amazonで検索しただけでもかなり出てきます。正直、どれを選べばいいのか分かりませんでした。
LEDの数?口コミ評価?
で良くわからないまま選んだのがこれ
LEDが28個付いててしかも2本セット。撮影ブースの上下に1本ずつ固定してしまえば常設ですぐに使えるし完璧!
と思いポチりました。
撮影した画像がこちら
照明下でブラックライトを照射しています。光っているのはほとんど分かりません。
次に照明を消して
光ってますね~
ただし、周りがすんごい紫に・・・
なぜ紫に?
ここからは、ネットで調べたニワカ知識なので間違えていたらごめんなさい・・細かい説明はハショリますが、知っていればブラックライト選びの参考にはなると思います。
では・・
光には波長があって、その波長の長さで見える色が変わります。
紫 380ー450nm(ナノメートル)
青 450ー485nm
水色 485ー500nm
緑 500ー565nm
黄色 565ー590nm
橙色 590ー625nm
赤 625ー780nm
これが可視光線といって目に見える光です。
で、人に見える波長の上限が760ー830nm(個人差?)だそうで、それ以上が赤の外側なので『赤外線』と呼ばれます。テレビのリモコン等に使われています。目に見えていませんが光線が出ているんですね。
で、逆に下限は360ー400nm(これも個人差かな?)で、それ以下のものが紫の外側なので『紫外線』です。普通に屋外で降り注いでいる浴びすぎるとお肌に良くないやつです。これも目に見えない光線です。
で、ここからが本題。
ブラックライトはUV、いわゆる紫外線が出ているライトな訳です。目に見えない(ブラック)光線が出ているのでブラックライトなんですね。
で、蛍光塗料はその紫外線に反応して光っていですね。(ここまで合ってますよね??)
では、先程紹介した照明は?紫に見えますが?
ですよね。。そうなんです。商品名はブラックライトとなっていますが、実際はパープルライトですね。波長が書かれていませんが、恐らく380nm以上の波長のものなんだと思われます。
要するに、商品の選択に失敗したわけです。
ここまでくればお気付きかと思います。
結局、何を選べばいいんだよっ!
紫外線なので波長が380nm以下のものということになります。
さらに、可視光線の下限が360ー400nmとなっているので、360nm以下なら目には見えない完全なブラックって事になると思われます。
そこで探してみました。
残念ながら360nmのものは見付かりませんで365nmのものになります。
365nmで検索すると色々ヒットしますが、その中で口コミ評価の高かったものを選びました。
他にもっと安いものも有りましたが、一度失敗しているので・・・
ちなみに、商品説明に波長が記載されていないものは紫ライトな気がします。知らんけどw
ちゃんと波長が書かれているものを選びましょう。
では、簡単ですが実際に購入したブラックライトのレビューをしていきましょう。
ブラックライトレビュー
商品概要
日亜化学 NCSU276AU365 ハイパワー 365nm UV LEDを使用した強力なブラックライト(紫外線LEDライト)です。 パッキングリスト: 1 x UV懐中電灯 1 x 18650バッテリー 1 x USB充電器 1×プラスチックボックス (新旧のパッケージはランダムに出荷されます。古いパッケージにはHOTマークがありません。HOTマークの有無は、製品の機能や使用には影響しません。)
Amazonより
なにやら、日亜化学工業製のLEDが使用されているので良いらしいです。
内容物紹介
専用ケース入りです。
開けるとこんな感じ。スポンジ入りです。
左から、本体、充電器+バッテリー、充電ケーブルとなっています。
日本語説明書は有りませんが、まぁ無くても問題ないです。
実際に使ってみた
照明下でもはっきり光っているのが分かります。かなり協力です。うっすら紫ですね。
続いて暗闇で
めっちゃ明るく光ります。若干紫(青?)っぽくなっていますが、先に紹介したものよりはかなり良いですね。
先に紹介したライトでは
こんな感じ
今回購入したのは
全然違いますね(*^O^*)
飾ってるガンプラに当ててました。
基本的に、全キットのカメラアイとかセンサー部分は全て蛍光塗装してありますので照らすの楽しい(*^O^*)
こちらはPGユニコーンガンダムです。サイコフレームのクリアパーツは蛍光パーツですね。塗装していませんが、めちゃめちゃ光ってます(  ̄▽ ̄)
最後に
感想
以前購入したものに不満を感じながらも何となく使い続けてきました。
今回思いきって買い換えてみましたが・・・・・・・
よかった!買って良かった!!もっと早く買っておけば良かった(*^O^*)
不満が全く無いわけではないです。
例えば、少し紫(青)くなること。可視光線が完全にカットされているわけではないからでしょう。理想は真っ暗ですよね。
次に、照射範囲が狭いこと。キットのサイズにもよりますが、全体を照らすことが出来ません。ちょっと距離離せば良いんじゃない?と思ったんですが、離してもほとんど変わりませんでした。こういうのを『指向特性』って言うんですかね?知らんけど( ̄▽ ̄;)
けど、十分使えますので概ね満足です。
ググってみると、もっと波長の短いLEDもあるみたいなんですが、かなりお高そうです。趣味で使うレベルなら、今回購入したブラックライト位が限界ですかね。
また、これ以上に良さそうなものを見つけたら購入するかもですが、、、
どれを買えば良いのかさっぱり分からん!買って損はないと思いますよ。おすすめです。
今回は以上で~す。
ではでは。
つづく