はじめに
最近、プラモデルの部分塗装・全塗装含め、蛍光塗料を使うのにはまっています。
が、ブラックライトを照射しても、思ったように光りません。
何故なのか・・
単純にブラックライトの光が弱いのか、それとも塗装の仕方が悪いのか・・・
って事で、ちょっと検証してみることにしました。
検証開始
第一段階
実際に塗装する前の検証、『PG ユニコーンガンダム』にブラックライトを照射してみました。(ブログを始めるより以前の製作の為、レビュー記事はないんです(^^ゞ)
ちょっと分かり辛いですが、カメラアイもサイコフレームもめちゃ光ってます。どちらかというと、ブラックライトが強いせいでここまで青っぽくなるのではないかと。
第二段階
では、やはり塗装方法がまずいのではないかと。
基本的に、蛍光塗料はガイアノーツの物を使用しています。これらは、光沢有りのクリアカラーになっています。
クリアカラー塗装時、メタリック調にしたいので下地はシルバーを使用しています。蛍光塗料に関しても同様に、シルバー下地で塗装していました。
ですが、これだとメタリック調で綺麗に見えるのですが、少々暗めで発色は良いとは言えません。これが原因かも?
って事で
第三段階
これまで通りのシルバー下地と、発色の良くなる白下地で比較してみます。
透明のプラスプーンを使用します。
クリアカラーは塗り重ねることで色味が変わってきますので、一層塗と3層塗りの比較もかねて、2本ずつ用意しました。
それぞれ、左が1層、右が3層重ね塗りしたものです。当然ですが、3層の方が色が濃く出ます。
ブラックライトを照射しました。
これも画像では分かりにくいかもですが、シルバー下地よりも白下地の方が、また、1層よりも3層の方が明るく光って見えます。
第四段階
最後の検証です。
白下地3層塗りが蛍光の効果が高いことがわかりましたので、それを2本用意しました。左側には光沢クリア、右側はつや消しクリアをトップコートしました。
(2021年6月16日、コメント欄にてご指摘いただいた通り記事内容が左右逆に記載されておりましたので修正いたしました。ご指摘いただきありがとうございました。)
分かりますでしょうか?右側、つや消しトップコートの方が明るく見えます。光沢有りの方が、つやがあって綺麗ですが。
最後に
検証結果まとめ
蛍光塗料としての効果を発揮させるには、白下地で塗膜は厚めに、トップコートはつや消しでするのが発色も光り具合も良いです。
メタリック調にしたいのなら、蛍光の効果は下がりますので、普通のクリアカラーの方が良さそうです。
と、ここまで来て言うのもどうかと思うのですが、ガイアノーツの蛍光塗料は光沢のあるクリアカラーなのですが、クレオスの蛍光塗料はクリアではない通常の塗料で光沢無しなんだそうです・・ おそらく、蛍光塗料の効果を最大限発揮できる状態がクリアではないつや消しだから・・なのでしょう。今回の検証結果とも一致しますし・・
蛍光塗料はガイアカラーしか使ったことないので知りませんでした(^^ゞ 勉強になりました(≧▽≦)
これからは、今回の検証結果を元に、蛍光塗装を楽しみたいと思います。
以上、ワンポイントテクニック【蛍光塗料の効果的な塗装法は?】の検証でした。
ではでは。
つづく