はじめに
今回は、塗装マスク【トラスコ中山 TRUSCO DPM-77TM】のレビューをさせていただきます。
なぜ塗装マスク?
プラモデル等に使用される塗料には、様々な溶剤が含まれています。皆さんご存じだとは思いますが、それらは人体にとって有害なんですよね。
これまで、塗装時には塗装ブースでの換気のみでマスクなしでした。においが気になる時は不織布マスクを使ったり。特に体調に変化もなかったのでほとんど気にしてませんでした。
しかしこの度、ショウアップさんのメッキ塗料を使用したところ・・・見事に気分が悪くなりました。どうも、他のメーカーさんの塗料よりも強い溶剤が使われているらしい。結局のところ、マスクなしで塗装する方が悪いんですけどね(^^ゞ
で、これまで気にならなかったとは言え、有害物質を吸い込み続けていたのには違いない・・・結構、蓄積していたりするんだろうか・・・なんてちょっと不安になってみたり。
って事で、今更ながらマスクの導入を検討するに至った訳です。
ネットで調べてみた
色々と種類がありますね。どれが良いんだか良くわからない。
で、辿り着いたのが塗装マスク【トラスコ中山 TRUSCO DPM-77TM】です。商品名に塗装マスクと付くくらいなので間違いなさそう。
商品レビューも確認。高評価。プラモデル塗装はもちろん、ペンキ等の塗装業者さんも使ってるっぽい。値段も安い。ポチった。
商品概要
【トラスコ中山 TRUSCO DPM-77TM】は、防毒マスク本体と塗装用の吸収缶がセットになったものです。探してみましたが、アマゾンでは扱いが無いのかな?下に防毒マスクと吸収缶のリンクを貼っておきます。【トラスコ中山 TRUSCO DPM-77TM】は下記二点がセットになったものです。ボクはどこで購入したのか忘れちゃいましたが、価格は2000円強だったので、この二点合計と同じくらいです。
内容物
本体と吸収缶が別になっています。
箱入り状態の撮影を忘れていました・・すみません・・
吸収缶には種類があります。有機ガス用だとか防塵機能付きとか。
【塗装マスク用】を選べば間違いないです。
塗装マスク【トラスコ中山 TRUSCO DPM-77TM】ならセットなので確実ですね。
レビュー
開封
吸収缶を袋から取り出し、取り付けます。押し込むだけです。
裏側。
白っぽいバンドが頭にグレーのバンドが首の後ろ側に来るように装着します。ワンタッチクタ(?)になっていますので、着脱は簡単です。最初に自分の頭のサイズに合わせてバンドの長さを調整すると、次からはワンタッチです。
実際に使ってみた
かなり軽いので、思ったほど邪魔になりません。きつく締め付けなくても口の部分だけ隙間なく装着できていれば問題ないので疲れません。
車の塗装の際にも使ってみましたが、全然においがしませんでした。効果抜群です。ウレタン塗料とか結構きついんですが、平気でした。かといって呼吸がし辛いとか息苦しいといった事も一切ありません。
吸収缶の寿命について
これは、溶剤やガスの濃度や使用時間によって大きく変わるみたいで、決まった期限などは無いようです。常時使用されているような方の中には『においがするようになったら交換』という方もいらっしゃるようです。なので、そんな感じで良いと思いますが、いつその時が訪れるかわかりませんので予備として一つストックしておくと良いかも知れません。
ついでに
気分が悪くなるって事は、塗料の粒子が体内に入って悪さするって事でしょ?なら目は?目にも見えないだけで粒子入ってるんじゃ?
って事でゴーグルも買ってみました。
山本光学【有機溶剤対応型ゴーグル YAMAMOTO YG-700】
ここで大事なのは【有機溶剤対応】ってとこです。対応してないと溶けちゃう?
シャワーやお風呂の直後だと曇りますので塗装出来ません(笑)
最後に
まとめ
いやぁ、塗装時にマスクは必須ですね。水性塗料ならいらないかもですが。今までかなりの年月をマスク・ゴーグル無しで過ごしてきましたので既にて遅れかも知れませんが(^^ゞ 何故もっと早く気付かなかったんだろう・・
これから本格的に塗装を始める方、エアブラシ等の機材と一緒にマスクとゴーグルもそろえておくことをお勧めします。
これまで使われていなかった方も是非、この機会に。
吸収缶は消耗品なので交換が必要になりますが、吸収缶のみの価格はかなり親篠で。
以上、塗装マスク【トラスコ中山 TRUSCO DPM-77TM】レビューでした。
ではでは。
つづく