はじめに
今回は、ガンプラ【HGAC XXXG-01D ガンダムデスサイズ】のレビューをさせていただきます。
いつもなら、ほとんどのガンプラは【内容物紹介編】と【完成編】で分けて投稿させていただいているのですが、今回は1記事でまとめてみたいと思います。
ガンダムデスサイズとは
1995年に放送されたTVアニメ『新機動戦記ガンダムW』に登場するMS。
デュオ・マックスウェルが搭乗する。
死神の様な外見が特徴。隠密専用のモビルスーツ。
デスサイズ(死神の大鎌)の名の通り、大鎌の様な形状のビームサイズが主要武器。
劇中後半では、改修され【デスサイズ・ヘル】として参戦する。
TVアニメでのメカニックデザインは大河原邦男氏であるが、後の劇場版及びOVA版の『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz』ではカトキハジメ氏のより新たなデザインで描き起こされた。その為、設定上では同一機種であるが『TV版』と『エンドレスワルツ(EW)版』が存在する。
キット概要
新機動戦記ガンダムW』よりTV版「ガンダムデスサイズ」をHG1/144スケールで立体化!
■肩アーマーや膝アーマー部分のスライドギミックにより自然なポージングが可能。
■ビームサイズのエフェクトは2種類付属。
■バスターシールドのシールドの刃パーツは左右に連動展開。クリアパーツの取り付けによりビーム射出状態を再現。
■ビームサイズ収納状態を再現できるパーツが付属。リアアーマーに取付が可能。
【付属品】ビームサイズ×1、ビームサイズ収納状態再現用パーツ×1、バスターシールド×1種、エフェクトパーツ(ビームサイズ用)×2種、エフェクトパーツ(バスターシールド用)×1、ホイルシール×1
amazonより
2021年5月22日発売 定価 1500円(税別)
内容物紹介
箱
パッケージイラスト、良いですね(≧▽≦)
側面にキットの紹介が書かれています。
反対側。機体の説明が書かれています。
説明書
表カラー、裏白黒の一枚モノです。
ランナー
久しぶりのHGですが、パーツが少なく感じます。最近ではポリキャップレスのキットが増えてきましたが、このキットはポリキャップが使われてますね。
カラーシールはほんの少ししか付属していないので、色分けは期待出来そうです。
ではサクッと組んでいきます・・・・
完成レビュー
素組完成
頭部の目及びカメラ部分のみ塗装済みです。他はストレートにストレートに組んだだけの状態です。
カメラ部分は通常は緑なんですが、死神っぽくしたかったんで赤にしてみました。
可動範囲検証
首、回転はここまで。これ以上は抜けます。
横は、ほんの少しだけ動きます。
前後はこれくらい。まぁまぁです。
肩、前後は360度回転可能、横方向は水平位置まで上がりません。
前後方向にスイングします。
肘・ひざ共に、可動は90度オーバーです。
腰は360度回転可能。
横方向にも結構動きます。
前後はまぁまぁ。
太腿部分で180度回転します。
足裏接地での開脚、横方向はガンダム系のキットとしては普通です。
前後方向は広めです。
足は、爪先部分とかかと部分で2分割されていて可動します。
付属品
平手左右、親指を立てた状態の武器握りて左右、ビームサイズ(刃が長短二種)、腰部マウント用ビームサイズ、シールド用ビーム刃が付属します。
クリアグリーンのパーツは蛍光です。
余剰パーツ
関節部パーツとポリキャップが余ります。
簡単フィニッシュ完成
アンテナのシャープ化、腰部フロントアーマーの分割、部分塗装、つや消しコートでフィニッシュです。
肩のバーニア、腰のVマークを塗装してあります。Vマークは赤なんですが、いつもの癖で黄色に塗ってしまいました(^^ゞ
バックパックのバーニアも塗りました。
カラーレシピ
頭部、目とカメラは
ガイアカラーのサーフェイサーエヴォホワイトを下地に、ガイアカラーの蛍光レッドで。
各部バーニア、外側はクレオススーパークロームシルバー2、内側はガイアカラーのブライトレッド。
腰のVマークは、シタデルのFLASH GITZ YELLOW
仕上げトップコートは、フィニッシャーズのスーパーフラットコート。
ギャラリー
パッケージイラストのポーズにしようと思いましたが、肩が上がりません・・
最後に
感想
良い点
プロポーションは良いんじゃないでしょうか
色分けも出来ていて、一部シール又は部分塗装で設定に『近い』仕上がりになります。
値段が安め。
平手他、ハンドパーツが豊富。
悪い点・気になった点
可動が悪い。
腰のVマークが色分けされていない。
アンテナ部のチョボが変な形状になっていて切り取りにくい。
ハンドパーツがダサい。
胴体と腰の接続部の隙間が気になる・・
ちょっと分かり辛いですかね?
総評
ガンダムデスサイズはかなり好きな機体なので結構期待(駄洒落じゃないよ(^^ゞ)してたんですが、正直ガッカリです。
各部ボールジョイントが採用されています。リバイブ版の【HG ガンダム】と似た構造ですね。似ている・・というか劣化版?
各部の形状の影響も多少あるんでしょうけど、ほんとに可動部が・・・
素立ちならカッコいいので、普通に立たせておくだけですね。
あと、このキットに限らないんですが、握り手がダサすぎます。これだけで全体の印象を悪くしかねない。もうちょっと値段が上がっても良いので改善して欲しいです。技術的には出来ると思うんですけどね。。
細かい部分で言うと腰のVマーク。ここって塗りにくいんですよね。塗料乗らないし、エアブラシ塗装するにはマスキングがし辛い。シールだと剥がれやすいし。せめて別パーツなら何とかなるんですけどね。てか、エントリーグレード【ガンダム】は別パーツで色分けされてましたよ!500円なのに!
な訳で、ガンダムWが好き、ガンダムデスサイズが好きな方にはお勧め出来ますが、最近出た新しいHGはどんなの?な方にはお勧めできないかな・・
組み立ては簡単なので、ガンプラ初心者の方でも安心していただいて大丈夫ですよ(^^♪
以上、ガンプラ【HGAC XXXG-01D ガンダムデスサイズ】のレビューでした。
ではでは。
つづく