バンダイプラモデル【SDクロスシルエット マジンカイザー】レビュー

バンダイプラモデル【SDクロスシルエット マジンカイザー】のレビューをさせていただきます。

はじめに

マジンカイザーとは

永井豪原作漫画【マジンガーZ】【グレートマジンガー】をベースとしたOVA作品で、1998年発売のゲームソフト【スーパーロボット大戦F完結編】からのスピンオフ。カイザーとはドイツ語で『皇帝』の意。

初登場した際の設定は『マジンガーZが強力なゲッター線を浴びた事で進化した』とされていましたが、その後の【スーパーロボット大戦α】で『マジンガーZ以前に開発されていた【プロト・マジンガーZ】が自己修復と自己進化でマジンカイザーに生まれ変わった』と変更されました。

2001年に【マジンカイザー】全7巻、2003年に続編【マジンカイザー 死闘! 暗黒大将軍】がOVAで発売されています。

キット概要

2019年6月22日発売  定価 1836円(税込み)

内容物紹介 

パッケージイラスト、イケてますね!側面はキットの紹介になっています。

説明書

説明書は表カラー、裏白黒の一枚モノになっています。

ランナー

A/C1/C2ランナー
B/D1/D2ランナー・シール

完成レビュー

本体

CSモードです。

関節部分のパーツは、ゴールドっぽい成型色になっています。

可動範囲検証

首、見上げる方向の可動が優秀です。飛行状態でディスプレイするのに前方を向けるようになっているのか・・・・

と思ったのですが、カイザースクランダーを装着すると干渉してここまでしか動きません(~_~;)

首の回転は、これ以上は抜けてしまいます。

肩、前後方向は問題なく可動しますが、横方向は頭部と干渉してここが限界。

肘・ひざはどちらも90度ほど曲がります。

肩は前方へスイングできる構造ですが、胸部プレートが干渉するため素の状態では大きくは動かせません。腕の角度等、干渉しない角度ならもう少し動かせます。

腰は、360度回転可能。

前後の可動は少しです。

左右、撮影が下手で申し訳ないです(^^ゞ  横方向は、結構動きますね。

足裏接地状態での開脚範囲、横方向はまずまずです。前後方向はほぼ皆無です。

股関節は下方向へ引き出せる構造になっており、可動範囲が広がり・・・

立てひざも可能になります。

部分塗装箇所

胸部プレートの下、胴体の爪状の装飾?部分。この部分は、色補完のシールも付属しませんので、塗装する必要があります。が、、、難易度高めです。マーカー塗装をしてみましたが、角のある立体構造のため塗料が乗らず、グダグダになってしまいました。仕方ないのでエアブラシ塗装に切り替えましたが、細かいのでマスキングが手間でした。

他の個所もシールなしで塗装・・と考えていましたが、鼻の部分の青赤だったりカイザースクランダーの黄色い部分だった結構細かくて手間取りそうだったので断念しました。

結果、シールの精度は高めで、仕上がりは良好です。無理して塗装に拘る必要はなさそうです。

ファイナル・カイザー・ブレードは、Mr.カラーのGXメタルイエローとガイアノーツのプレミアムミラークロームでエアブラシ塗装しました。

ギミック

カイザーパイルダーは変形可能で・・

差し替え無しで『パイルダーON!』が出来ます。

SDモードへ換装

目の部分のパーツの差し替え及び肘・ひざの関節パーツの取り外しが必要です。

各部取り付けて完了です。簡単です(≧▽≦)  ちょっと背が低くなるので、尾翼が地に着いてしまいます。ちなみに、この状態だと肘・ひざの可動はなくなります。

付属品

平手左右、カイザースクランダー、ファイナル・カイザー・ブレード、アクションベース取付用のパーツが付属します。

余剰パーツ

余剰パーツは有りません。

ギャラリー

適当にポーズ付けてみました。

見てわかると思いますが、CSモードです。

ターボスマッシャーパンチ!

ファイナルカイザーブレード!

両手持ちも可能です。

ファイヤーブラスター!

カイザースクランダー!

比較

SDCS【マジンガーZ】【グレートマジンガー】と並べてみました。

マジンガーとグレートは青と黒の光沢のあるパーツ成型色でしたが、カイザーはつや消し黒な感じになっています。

カイザーは他の2体と比べて頭部の横幅が広くなっている、胸部プレートが大きめ、スクランダーがデカい・・ので、色々と干渉してしまい可動範囲が狭くなっています。

やっぱり、個人的には【マジンガーZ】が好み(≧▽≦)

おまけ

関節部等、成型色は違ってもパーツは共通なので、【SDCS マジンガーZ】付属のロケットパンチ用エフェクトパーツが使えます。

最後に

感想

良い点

カッコいい。これ大事!

ガンダムシリーズのSDCSと違って、SDフレームとCSフレームがこのキットのみで再現が可能。

SD→CSの換装が簡単。ガンダムシリーズは結構めんどくさいです。

悪い点・気になった点

デザイン重視なので仕方ないのでしょうが、記事中でも書きましたように、色々と干渉してしまい可動が思ったほど良くないです。ちょっとした事なので、改造出来るような技術のある方ならちょっとした工作で改善できるかもですが・・・

総評

総合的には良いキットだと思います。組み立ても簡単で、初心者でも問題なく組めます。

色補完シール部分は、塗装しようと思うと初心者には難易度高めだと思います。シールの精度は高いので、塗装に自信がなければ素直にシールを貼りましょう(*’▽’)

マジンガーシリーズ、スーパーロボット大戦シリーズFANには超お勧めです。価格も安めですので、興味のある方は是非!

以上、バンダイプラモデル【SDクロスシルエット マジンカイザー】のレビューでした。

ではでは。

つづく

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