はじめに
今回は、コトブキヤのプラモデル【M.S.G ヘヴィウェポンユニット16 オーバードマニピュレーター】のレビューをさせていただきます。
M.S.Gとは
モデリング・サポート・グッズの略で、基本的にはコトブキヤの他のプラモデルの改造やディテールアップ等に使用するアイテムです。今回レビューさせていただく【オーバードマニピュレーター】の他にも、様々なアイテムが用意されています。ガンプラにも使えそうな物が多々ありますので、そのあたりも含めて色々と遊んで・・いや、検証してみたいと思います(^^♪
キット概要
2019年7月再販 定価1200円(税抜き)
内容物紹介
箱
表は完成写真、裏は使用例になっています。
説明書
小さな紙が一枚、これで全てです。
ランナー
パーツも少ないです。成型色は単色なので、使用するキットに合わせて塗装する必要がありますね。ただ、今回のキットは大型の【手】ですので、複雑な塗装は必要ないと思われます。
では早速・・
完成レビュー
素組完成
通常モード
細部まできっちり作り込まれています。
各指、全関節可動です。
ナックル展開可能です。
カルテットレーザー
指先にパーツを追加することで、カルテットレーザーモードに。
親指を取り外すことで、4連奏キャノンのような使い方も出来ますね。
デストロイモード
指先に爪を取り付けると、デストロイモードになります。
かなり印象が変わります。
スライドレールロッド
伸縮可能なロッドです。
取り付けると、手持ち武器として使用する事が可能になります。
【HGUC νガンダム】の手ではサイズが合わず持てませんでした。
【HGUC ガンダム】、持ててました!が、重くて自力で保持出来ないので、使い方は工夫する必要がありますね。
シールド取付の穴にぴったりフィットです!
HGのキットを握れますw ただ、このままではちょっと不自然なので、取り付けも工夫した方が良さそうですね。
部分塗装完成
今更ですが、左手で組んでいます。右手と左手、選択式です。両手分欲しければ、2セット購入すれば揃います。
4アーティストマーカーのシルバーとゴールドで部分塗装しましたが、なかなかいい感じに仕上がりました。
最後に
感想
良い点
今までになかったタイプのプラモデルで、各関節が動く上、細部までしっかり作り込まれていますので色々と遊べそうなアイテムです。
このキット単体でも数種類のバリエーションが楽しめますが、シリーズの他のキットと組み合わせると更に楽しみ方が広がりますね。
悪い点・気になる点
説明書に不親切な部分があります。
小っちゃい字で左手を組み立てる場合・・・と書かれています。気付かずに説明書の通り組んでから気付きました。左手にしたかったんですよね・・しかも、上下を反転って、どの部分を反転?自分で左手組み立てをイメージして考える必要があります。しかも、この軸がかなり固いんです。何とかねじ込んだものを引き抜き、左手用の向きにして挿入・・・入りません。何とかねじ込み・・・折れました(´;ω;`) パーツ取り寄せかぁ・・・と思ったときに目に入ってきたのが
破損、紛失した場合はもう一個買えよ・・・て事ですね・・まぁ、自分が悪いんですけどね。今回は無理やり取り付けて胡麻化しました。
あと、C9.向きに注意なのはわかるんですが、この図ではどっち向きかわからない・・・間違えてました。逆向きに付けてました。掌に指を差し込むジョイント部ですが、逆向きになっていると指が上手く取り付け出来ません。ばらして付け直しました。
総評
基本的にはコトブキヤのプラモデル、フレームアームズやフレームアームズガール、女神デバイス等に合わせて設計されているものなので、そちらは問題なく使えますが、ちょっとの工夫でガンプラでもいけそうです。色々と挑戦してみたいと思います。
部分塗装には4アーティストマーカーのシルバーを使いましたが、乾燥後も強く抑えると手に着いたり指紋が残ったりするんです。指の部分は曲げる際に結構力が入りますので、ちょっとこのマーカーでの塗装はこのキットには向かないです。ラッカー系の普通のシルバーを塗装後にクリアートップコートとかが良いかもですね。
現在、ガンプラの改造に何か使えないか・・・で、このキットを購入してみました。他にもM.S.Gシリーズをいくつか調達していますので、それも含めて使い道を考えてみたいと思います。もちろん、レビューもさせていただきます。同じように、ガンプラの改造に興味のある方の参考になれば幸いです(^^♪ なるのか?(~_~;)
以上、コトブキヤプラモデル【M.S.G ヘヴィウェポンユニット オーバードマニピュレーター】のレビューでした。
ではでは。
つづく