ガンプラ【HGOG シャア専用ザクⅡ 赤い彗星Ver.】レビューその② 製作工程紹介~キャンディ塗装、完成レビューまで。

はじめに

ガンプラ【HGOG シャア専用ザクⅡ 赤い彗星Ver.】レビュー第二回目です。今回は初キャンディ塗装に挑戦してみますので、その行程も含めたレビューをさせていただきます。

これまでのレビュー

ガンプラ【HGOG シャア専用ザクⅡ 赤い彗星Ver.】レビューその① 内容物紹介編はこちら

製作開始

塗装

本来、パーツを切り出した後に塗装するのですが、今回はうまく出来るかお試しという意味合いもありますので、赤いパーツのみお手軽ランナー塗装でいきます。関節部分等は無塗装にします。

まずは、下地として黒を吹きました。いつもならガイアカラーのサーフェイサーエヴォブラックを使うのですが、光沢のある黒のほうがシルバーの発色が良くなるらしいのでガイアカラーのEXブラックを使いました。

次に、キャンディ塗装の下地となるシルバーの塗装をします。

以前【結局、どれが良いの?部分塗装に使用するシルバーの塗料について検証してみました。】でレビューさせていただいた結果の通り、Mr.メタルカラーのクロームシルバーを使用しました。ここまでは順調です(≧▽≦)

ここでやっとクリアレッドの出番です。

このキットの赤い部分、2色あります。一つは頭や腕等ピンクっぽい薄目の赤。もう一つは胴体のワインレッドのような濃いめの赤。今回、クリアレッドの吹き重ねる回数で濃淡を表現しようと思って一色で挑戦しています。上の画像は薄い部分のパーツです。2回吹いてます。・・・・と、この時点で想像していた以上に濃くなってしまいました・・難しいですね。クリアピンクを使うべきだったか・・・

こちらが濃い赤のパーツです。6回吹き重ねました。結論から言いますと、計画は失敗です。濃い部分と薄い部分、目の前で並べてみると若干の差はあるものの、画像では分からないレベルです。

ここまで来たら仕方がないので、今回はこのまま組んでいこうと思います。

使用したと塗料は

では、組み立て開始です。

胴体

合わせ目が肩部分に出ますので、結構目立ちますね。

口回りがちゃんと塗装できてないです・・・ランナー塗装はこれがあるんですよ・・

合わせ目はありません。

フロントアーマーは、元から左右分割されています。目立つ合わせ目は出ません。

腕内側の合わせ目が結構目立ちます。

ハンドパーツは左右握りこぶしのほかに、右射撃武器用×1、左平手×1が付属します。

膝関節は90度ちょっと超える程度に曲がります。

側面に合わせ目が出ますが、目立ちにくい構成にはなっています。

本体完成

カッコいいですね~。

塗装はどちらかと言うと失敗です・・メタリック感は上手く出ていると思いますが、色分けとか色むらの部分では失敗です・・練習が必要ですね(^^ゞ

武器製作

MS用対艦ライフル ASR-78

このキットのメイン武器でしょうか。

MS用バズーカ A2型

弾倉は脱着可能です。予備弾倉2個は右肩のシールドに取り付けることが出来ます。

MS用マシンガン

ザクマシンガンですね。マガジンは脱着可能で、予備マガジンはリアスカート部に取り付け出来ます。

ベルト給弾式MS用マガジン

先端のボックスはバックパック下部に取り付けます。

ヒートホーク

サイドスカートにマウントする用と手持ち用の2種あります。手持ち用は、折角なのでシルバー下地にクリアピンクで塗装してみました。・・微妙です(^^ゞ

付属品

左はアクションベース取付用ジョイント、右はバズーカをバックパックにマウントするためのパーツです。

余剰パーツ

胴体部分のパーツ、アンテナ無し用の頭、バーニアが余ります。

完成レビュー

完成本体

デカール貼り付け後、Mr.カラーGXスーパークリアⅢUVカットを6回ほど吹きました。最終仕上げはMr.クリアーコーティングで磨いてみました。他、ランドセルのバーニアのみガイアカラーのプレミアムミラークローム(下地はガイアカラーのEXブラック)で塗装してあります。細かい部分で色の足りない部分がありますが、今回は塗っていません。スミ入れももったいないのでしていないです。

可動範囲検証

塗装剥がれが怖いので、そ~っとやります(*’▽’)

首は360度回転できます。

前後に少しだけ動きますが、左右には傾きません。

頭部裏側の爪でモノアイを動かすことが出来ます。

肩、前後方向は360度回転できますが、横方向は水平位置まで上がりません。

肘はほぼ180度まで、ひざは90度ちょっとオーバーするくらいまで曲がります。

足裏が設置した状態での開脚、横方向はまぁ、普通ってくらいでしょうか。

前後方向、足部が2分割になっていることもあって、想像していた以上に開けます。優秀です。

腰は360度回転が可能です。

腰の前後左右の可動ですが、胴体と腰部の間に少し隙間があり、これが可動なのかがたつきなのかちょっと判断に困りますが、とりあえずこれくらい動きます。

ギミック

シールドにバズーカの予備弾倉を取り付けることが出来ます。

リアスカートにマシンガンの予備マガジンを取り付ける音が出来ます。

サイドスカートにはヒートホークをマウントできます。

付属のパーツを使うことで、バックパックにバズーカをマウントすることが出来ます。

ギャラリー

適当にポージングして撮影しましたのでどうぞ。

比較

随分前に作ったザクⅡです。色々と種類が有るうちのどのキットだったかも覚えていませんが、割引後価格は1000円してなかったと思います。

小顔になっていたりするのを含め、全体的にスマートでスタイリッシュになってますね。

最後に

感想

良い点

これまでのザクⅡのキットよりもスタイリッシュでカッコよくなっています。

可動範囲がジオン系のMSのキットの中では良いです。関節も緩くなく、お気に入りのポーズが決められます。

HGのキットにしては、デカールがしっかりしたものになっています。完成度がアップ(*’▽’)

武器類が豊富で、いろいろ楽しめます。

射撃武器用と平手のハンドパーツが付属するのもGooです。

悪い点・気になった点

通常の武器持ち手(握り拳)がちょっとしょぼい気がします。ここまで頑張ったキットなのだから、もう少し拘って欲しかったかも。

デカールがしっかりしていて指示通りに貼るには少々時間がかかります。腰スカート部及び脚部の裾にはるライン状のデカールはズレない様に貼るのがちょっと手間かも。

全体的な可動は良いのですが、首の動きがイマイチ・・もう一息!って感じます。

総評

細かい部分で気になる点はありますが、全体的には良キットです。。組み立ても特に難しい点はなく、初心者の方でも問題なく組めると思います。価格も最近のHGのキットの標準的なところですし。買おうかどうか迷われている方、興味のある方、実際に組んでみていただきたいです。後悔はしないと思もいます。

あ、それから、今回はお手軽キャンディ塗装に挑戦って試みもありました。結果としては・・・まだまだ課題は残りますが、まぁまぁ上手くいったのではないかと。キャンディ塗装を検討されている方の参考になれば幸いです。(ムリか(>_<))

以上、ガンプラ【HGOG シャア専用ザクⅡ 赤い彗星Ver.】レビュー、キャンディ塗装試作機完成編でした。

ではでは。

つづく

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